We　love　tennis

レイモンド／ストザー（1）　　6　4　3
シュレボトニック／杉山（7）　1　6　6

グランドスラムでのダブルスの試合を初めてみました。
今日は杉山、シュレボトニックペアの準決勝です　
まず第一印象としては愛ちゃんがプレーをenjoyしてた～
よく選手のインタビューとかで記者の質問に
「今日はとにかく楽しんでenjoyしてプレーをしたい」
っていうコメントをよく聞きませんか（・∀・＊）ノ
まさにその「楽しむ、enjoy」って感じだなって思いました。

シングルスの時よりも身軽な感じで素晴らしい↑↑↑
とっても安心してプレーしているというか、自分の
持っている力をぜんぶ出し切ってるプレーでした。

シングルスで1人でコートに立って試合をすることの
緊張感、孤独感をとっても物語っているようです......



↑ダブルスで優勝なるんでしょうか、頑張れ（＞∀＜）ノ


杉山選手　～準決勝の勝利をうけて～

第1セットは相手の速さと強さに押されてしまって、何も出来ない状態だった。
どこに打ち込んだらいいのか見えてこなかった。
それに自分たちのショットも威力がなかった。
でもリードされたとはいえ、内容はすごく接戦だと思って
いた。
スコアほど離されていない、そんな感覚だった。
だからもう少しいいボールで相手を動かせば、自分たちのリズムが
出てくるはずだ、と信じていた。そして第2セットのスタートから
しっかり打てるようになった。ミスも少しずつ減って、
逆に相手がペースを落としてきて、流れが私たち側にじりじりと
近づいてきているのを感じた。長いラリーをもぎ取ったときに、
会場がうわーっと盛り上がった。もつれたポイントを取れると、
ただでさえ気分が乗ってくるのに、会場が私たちを応援してくれた。
雰囲気がすごく良くなった。
そこでさらに勢いに弾みをつけて、勝ちを決めることが出来た。

ダブルスには色々なタイプのチームがあって、対戦するのがすごく楽しい。
私たちはどんな相手にも対応できる、そんな強いチームになりたい。
そして自分たちのプレーも確立できれば、最高の形になる。
私たちはダブルスだけではなく、シングルプレーヤーでもある。
カタリナはトップ20選手だし、私もトップ30。だから個々のショットが
しっかり出来ている、それが強み。フィジカル面も強い。
だから穴が少ないし、様々なタイプのチームに対応できる。
オールラウンドでプレーできるのは強い。
彼女が私の動きをカバーしてくれたり、逆に私が彼女をカバーしたりと、
動きのあるダブルスプレーが出来ている。

去年までのハンチュコバとのペアでは、ネット前の動きをためらってしまう
場面があった。また私が前に出ると、カバーしなければならない部分が
多かった。でもカタリナとなら、私はもう少し前に出られる。
それにカタリナも前に出て、2人がネット前にいてもポイントが
とれると思う。ダブルスの楽しさとは、2人がカバーしあってケアしあって、
ネットでポイントを取ること。もちろんプレー幅の広いペアこそが
強いのだから、もっと引き出しを増やしていきたい。

（スレボトニクの調子について）フォアを打つときに、少しわき腹が
痛んだようだ。試合前から、フォアを打つときに両わき腹が
痛んでいたようだが、試合中の動きで少し筋を伸ばしてしまったようだ。
テーピングをするために外に出た。大丈夫だと思う。

（次の相手は）2人ともサービスが非常にいいし、特にマーラーは
ダブルスで勢いに乗っている。ローマでは優勝している。
思い切りのいいプレーヤーだ。私たちはパワー負けしないように
行く必要がある。サービスゲームが鍵になっていくはずだから、
しっかりキープしていきたい。決勝では試合最初から思い切り
プレーして、最初から自分たちのほうに流れをひきつけたい。

（明日はどんな練習を？）今大会、実は試合がない日は初めて。
だからこれまでは2人での練習は出来なかった。とにかく
話し合いを重ねてきただけ。だから明日は、しっかり練習を
したいと思う。でもカタリナは、もしかしてミックスの決勝が
あるかもしれないけど……。嬉しい悲鳴というか、忙しいのは
悪いことではないけれど。とにかく有効な1日を過ごして、
金曜日の決勝に備えたい。（WOWOW勝利者インタビューより）